外務省からの回答、ODAで途上国に被災地の魚の缶詰を提供

6月末に、日本政府がODA(政府開発援助)で、WFP(国連世界食料計画)の学校給食プログラムを通して、被災地の魚の缶詰を、途上国(カンボジア、スリランカ、ガーナ、コンゴ共和国、セネガル)の子どもたちに提供しています。このODAの中止を求め、外務省とWFPに申入書日本語英語)を送り、また外務省とWFPに質問もしました。

外務省国際協力局緊急・人道支援室の担当職員の方が、2012年7月25日に、STOP!浜岡原発にご回答を下さり、途上国に提供する魚の缶詰の放射線量測定の検査証明書を送って下さいました。ありがとうございます。

外務省国際協力局緊急・人道支援室からの回答をご紹介させていただきます。

質問:この魚の缶詰は、日本政府により検査が行われ、日本国内の安全基準に合格したとのことですが、2012年4月1日以降の新基準値でしょうか? それともそれ以前の、福島第一原発事故後の暫定基準値のことなのでしょうか?
福島第一原発事故後の放射性セシウム暫定規制値・魚:500ベクレル/KG
新基準値・一般食品:100ベクレル/KG
外務省からの回答:本件検査は、日本政府が実施したものではなく、食品衛生法に基づき厚生労働省に登録された中立的な第三者検査機関において、本年3月に実施されたものです。検査時期は3月ですが、その検査結果については、4月1日以降の新基準値の範囲内であると承知しています。

質問:日本政府はいつ検査を行ったのか教えて下さい。
外務省からの回答:上記でお答えしたとおりです。

質問:日本政府が行った検査機関を教えて下さい。
外務省からの回答:財団法人食品環境検査協会です。

質問:日本の検査とWFPの検査結果について、基準値以下という回答ではなく、1キロ辺りのセシウムの数値を教えて下さい。検査機関の数値が記載されている検査証明書を開示していただければ、幸いです。
外務省からの回答:放射線量の検出限界値を1kgあたり10ベクレルと設定して検査した結果、放射線量は不検出(N.D.)との結果でした。検査証明書は別添の通り(黒く塗りつぶされた部分は外務省によるものです)です。

質問:検査した核種についても教えて下さい(検査はセシウムだけなのか、それとも他の核種も検査したのかどうか)。
外務省からの回答:セシウム134及び137、ヨウ素について検査が行われました。

質問:WFPから援助受け入れ国に対して、放射性物質の数値を含め検査結果を伝えているのでしょうか?
外務省からの回答:伝達済みです。

外務省国際協力局緊急・人道支援室から送っていただいた途上国に提供する魚の缶詰の放射線量の検査証明書は⇒こちら(黒く塗りつぶされた部分は外務省によるものです)

ご回答を下さり検査証明書のコピーを送って下さった、外務省国際協力局緊急・人道支援室の担当職員の方に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

STOP!浜岡原発は、この援助について放射線量の有無以前の倫理的な観点から中止の申し入れをしてきました。
日本には、放射能のことを心配し、福島など被災地の食品の購入を躊躇する消費者もいます。また現在も、多くの国で、福島を中心とする被災地の食品の輸入制限がされています。*1 たとえ、検査をし放射線量が日本、EUの基準値以下であっても、途上国の人たち(政府高官ではない貧しい人たち)に、日本で売れない物を押し付けているようにしか思えません。
農林水産省が行う被災地の食品を「
食べて応援しよう!」というキャンペーンがあります。食品に含まれる放射性物質がゼロではない限り、こうしたキャンペーンはすべできではないし、たとえするにしても、対象者は、放射能のことを理解した大人に限るべきだと思います(私は自分の意志で、福島県の信頼できる農家の方からお米を買いました。このお米はとってもおいしかったです❤)。

*外務省が行った検査では、この援助で提供される魚の缶詰の放射線量は、セシウム134と137がゼロまたは1キロあたり10ベクレル以下のいずれかであるということが証明されています。しかし、ゼロであるかどうかはわかりません。検出限界値を1kgあたり10ベクレルと設定しているため、「未検出=ゼロ」ではないのです。

外務省 
WFP(World Food Programme)WFP(国連世界食糧計画)日本事務所
財団法人食品環境検査協会
農林水産省FOOD ACTION NIPPON「食べて応援しよう!」
*1:農林水産省HP、「諸外国・地域の規制措置」PDFファイル
厚生労働省HP、平成23年度全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会) 説明資料、平成24年1月20日(金) 厚生労働省医薬食品局食品安全部(p3)
内閣府食品安全委員HP、放射性物質を含む食品による健康影響に関する≪基礎用語の解説≫Q&AP、4 また、リスク管理措置(食品の規制値の設定)に関する参考として、コーデックス 委員会(※3)とEU(※4)の基準は以下のとおりです。(p11、12)
WFP(世界食料計画)からの手紙、被災地の魚を途上国へ提供する日本の援助
カンボジア英字新聞「プノンペンポスト」WFP to feed schoolchildren Fukushima fish
★拡散希望★私たちの税金で途上国の子どもたちを内部被ばくさせないで!
私たちの税金で放射能を海外に拡散しないで!(2011.11.4外務省への申入れ)

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