放射線、放射能、放射性物質

放射能、放射線、放射性物質の関係
放射能、放射線、放射性物質は同じ意味ではありません。光っている電球をたとえに使った場合、電球が放射性物質、光を出す能力が放射能、そして光が放射線にあたります。* 1

放射線
放射線には、アルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線、中性子線など、いろいろな種類があります。放射線の種類によって物を通り抜ける力が異なります。*2  アルファ(α)線は紙、ベータ(β)線はアルミなどの薄い金属板、ガンマ(γ)線とエックス(x)線は鉛や厚い鉄の板、中性子線は水やコンクリートで止めることができる*2と書かれていますが、薄いコンクリートの場合は中性子線は本当に止まるのか?という意見もあります。*3

放射性物質
原子核の内部が不安定で、より安定な原子核に変わるため、原子核が崩壊して放射線を放出する核種を含む物質の一般名称です。ただし、法的には、ある定められた値以上の放射能や放射能濃度をもつ物質と規定されています。*4

人口放射線と自然放射線
大気圏外からの宇宙線と天然放射性元素などが自然界にもともとある放射線が自然放射線です。原子力施設や核実験、核爆発から出る放射線が人工放射線です。*5

シーベルト(Sv:Sievert)
人間が放射線を浴びた時の影響度を示す単位です。線量のSI(国際単位系:国際基準)単位で、記号ではSvと書きます。
旧単位のレム(rem)との関係は、1シーベルト(Sv)が100レム(rem)に相当します。
1Sv = 100rem = 100,000mrem (ミリレム) *6
1mSv(ミリシーベルト)=1,000μSv(マイクロシーベルト)
1Sv(シーベルト)=1,000mSv(ミリシーベルト)=1,000,000μSv(マイクロシーベルト)

ベクレル
記号はベクレル(Bq)です。1ベクレルは、1秒間に1個の原子が壊れて放射線を出す放射性物質の量を表します。*7

核種
原子又は原子核の種類を示すのに用いる用語です。*8

半減期
放射性物質の量が初期量から半分になる時間。崩壊により減少する物理的半減期と、体内に取り込まれた放射性物質が排泄などによって減少する生物的半減期があります。*9

代表的な核種と半減期*10 

 

 

 

 

 

 

 

 


放射線障害
放射線の生物学的作用が原因となって生じる障害です。放射線により生体の細胞や組織が変化し、細胞の分裂阻害、変異、死滅、組織の破壊などの現象が生じ、これらが直接あるいは間接の原因となります。比較的早期に見られる早発性障害と、相当に期間がたってから現れる晩発性障害 など、急性/慢性、確率的/確定的、身体的/遺伝的、分子/細胞・臓器別に区別されます。早発性障害には、吐き気、嘔吐、全身倦怠、白血球増加、リンパ球 の増加、白血球減少、皮膚の色素沈着、脱毛、紅斑などがあり、晩発性障害には、老化現象、発癌、寿命短縮、悪性貧血、白血病 、赤血球減少、血小板減少、皮膚の萎縮白斑などがあります。*11

大人と子どもの放射線発ガンに対する感受性の違い
さまざまな疫学調査の結果、子どもは大人に較べて放射線発ガンに関する感受性が高いことが知られています。乳ガン、甲状腺ガン、白血病は、被ばく時の年齢が低いほど発生率が高くなります。被ばく時の年齢が10歳以下(胎児を含む)の場合、生涯にわたるガンの確率は成人に比べて2~3倍高いといわれています。*12

原子力施設、放射能、原子力災害時については→こちら

*1:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、放射線0918
*2:独立行政法人日本本原子力開発機構放射線のいろいろ
*3:JCASTニュース 中性子線はコンクリートで止まるのか 専門家「厚さ55センチで10分の1」2011/4/2
*4:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、放射性物質0912
*5:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、環境放射線0175
*6:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、シーベルト [Sv:Sievert]0526
*7:独立行政法人日本本原子力開発機構原子力施設と放射線、放射能と放射線の単位
*8:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、核種0122
*9:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、半減期0794
*10:財団法人環境科学研究所環境研ミニ百科第33号「半減期」について
*11:原子力安全・保安院、原子力防災用語集、放射線障害0929
*12:独立行政法人に本原子力開発機構原子力施設と放射線、大人と子どもの放射線発ガンに対する感受性の違い

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