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経済産業省原子力安全・保安院は、4月12日に、福島第一原発事故の深刻度を国際評価尺度(INES)の暫定評価で、最悪のレベル7にすると発表しました。過去最悪の原発事故であるチェルノブイリ事故と同じレベルです。
原子力安全・保安院は、3月23日までのデータですでにレベル7に達していたことがわかっていたそうです。*1 わかっていてなぜ、住民をすぐに避難させなかったのでしょうか?
悲しい気持で一杯です。
命をかけ福島第一原発で作業をされている方、住み慣れた土地を離れなければならない周辺住民の方たちを思うと胸が詰まる思いです。
東海地震が起き浜岡原発が事故を起こした場合、静岡も同じ状況になるのでしょうか?その時に、国や電力会社の言うことを市民は信じて良いのでしょうか?
やりきれない状況ですが、一つ明るいニュースをみつけました。
新潟県が節電実験、ピーク17%減で目標超える YOMIURI ONLINE 2011年4月13日
新潟県は、電力使用量削減を目指した社会実験として、4月13日に電力使用がピークとなる午後5時から7時に一般家庭や企業に節電を呼びかけました。
結果はなんと!目標の15%を上回る1時間あたり約17%、約40万キロ・ワットの削減です。素晴らしいですね!
この数値は昨年の同時期、同時間の電力量と比較しています。
3月末に東京に行きました。カフェ、レストラン、どこのお店でも電灯の半分を消すなど節電を実施していました。
しかし、暗いと感じることは特にありませんでしたよ。
自宅でもテレビの流し見をしない、日中の明るい時は電灯は消す、外出する時はテレビやパソコンのコンセントは抜く、小さいことですが実践しています。
これまで不要な電気を使っていたことを反省しました。
東海地方でもみんなで節電すれば、新潟県のように17%の節電は可能だと思います。
浜岡原発の発電量は、中部電力の全発電量の14%です(2009年実績)。*3 電力会社では、供給予備力と言って、常に需要量を計算し、それ以上の電力を供給するようにしています。2010年(実績)は、最大電力は2,621万kw、供給量は2,916万kwで供給予備力は295万kw、(11.2%)でした。*4 さすが中部電力!!だから、浜岡原発を運転停止をしても、停電しなかったんですね(詳しい説明は⇒こちら)。2010年度の浜岡原発の中部電力の全発電量の割合が発表されたらまたこちらでご報告します。
新潟県の皆さんが17%節電できたのですから、静岡県の私たちも17%は節電できるはずです。11.2%なんてすぐにできそうですよね!みんなで節電をしましょう!
*1:放射性物質、発生13日で既にレベル7相当に YOMIURI ONLINE 2011年4月13日
*2:新潟県が節電実験、ピーク17%減で目標超える YOMIURI ONLINE 2011年4月14日
*3:中部電力HP 電力需要、発電電力量(発電端)構成比の推移
*4:中部電力HP 平成23年度「電力供給計画」概要
浜岡原発運転停止に賛同⇒ここをクリック!