モンゴルの核燃料最終処分場計画断念

モンゴルは、使用済み核燃料の一時保管・処分場を建設し、日本がモンゴルから核燃料を輸入した場合、使用後はモンゴルが引き取るという計画が、モンゴル、日本、アメリカの三カ国の間で進められていました。しかし、2011年10月15日の毎日新聞新聞の報道によると、モンゴル政府はこの計画を断念したことを認めました。*1

この計画は、三カ国の間で秘密裏に進められていましたが、2011年5月に毎日新聞で報道されると、日本やモンゴルで市民による計画撤退と情報公開を求める動きが始まりました。*1

日本では、NPO法人モンゴルパートナーシップ研究会が「モンゴルを日本の核のゴミ箱にしないプロジェクト」として、9月26日にモンゴルで新聞5紙(UdriinSonin、Unuudur、MongoliinMedee、ZuuniiMedee、UdrinShuudan)に、「モンゴルの核処分場計画反対」のモンゴル語の意見広告を出しました。STOP!浜岡原発はこのプロジェクトの賛同人になっています。

日本で要らないものは海外でも要りません。

日本には使用済み核燃料の最終処分場がありません。最終処分場について、原子力発電環境設備機構(NUMO)では、2018年(H30)頃を目途に最終処分施設建設地を選定したいと考えていますが、まだ何も決まっていません。*2 これ以上、使用済み核燃料を増やさないためにも、日本全国の全ての原発は、廃炉を前提に一刻も早く運転停止すべきです。

NPO法人モンゴルパートナーシップ研究会の皆さんありがとうございます

モンゴルの核処分場建設計画について
国際原子力機関(IAEA)の調査によると、モンゴルには推定140万トンの豊富なウラン資源があり、ウランを核燃料に加工し、海外に輸出し、その際に使用済み核燃料を供給先から引き取る「各燃料リース契約」を導入することを検討していました。アメリカはその構想をさらに発展させ、各国の使用済み核燃料をモンゴルに集めて、一時貯蔵・最終処分場を建設する計画も立てていました。*1

*1:毎日jp モンゴル政府:核処分場建設計画を断念 日本に伝達 2011年10月15日 (ネット上で記事を読むことができない場合は⇒こちら
*2:原子力・安全保安院HP、質問と回答Q23. プルサーマルで発生する使用済燃料の最終処分場はいつきめられるのですか。 A23. 
毎日新聞原子力発電環境設備機構(NUMO)国際原子力機関(IAEA)  
写真提供:NPO法人モンゴルパートナーシップ研究会

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モンゴルの核燃料最終処分場計画断念 への2件のコメント

  1. ハートムーン より:

    廃炉はいいのですが、廃炉した後の使用済み核燃料はどこに処分したらいいと思いますか。
    また廃炉した後の施設は、石棺がいいと思いますか。それとも解体処分がいいと思いますか。
    またその費用はどこが出すべきだと思いますか。国(税金)ですか。電力会社(電気料金)ですか。
    「これ以上、使用済み核燃料を増やさないためにも、日本全国の全ての原発は、廃炉を前提に一刻も早く運転停止すべきです。」
    単純に「運転停止すべき」というのは簡単ですが、運転停止しても解決にならないです。
    ぜひ上記の意見を。

    • ハートムーン様
      ご訪問、コメントありがとうございます。
      >廃炉はいいのですが、廃炉した後の使用済み核燃料はどこに処分したらいいと思いますか。
      私の考えは、現在あるところに引き続き保管するしかないと思います。自分が住む地域(市町村、県)で不要なものは、他地域でも不要です。そして、自分の国(日本)で不要なものは、他国も不要です。また、これ以上使用済み核燃料を増やさないことです。
      運転停止、使用済み核燃料が冷却されるまでの保管方法は、2012年4月7日に行われたシンポジウム「東海地震と浜岡原発」の提言書をご一読いただければ幸いです。
      http://shizuokamirai.jimdo.com/提言書/
      廃炉後の施設については、どうするのが良いか、専門家の意見を聞きながら決定するのが良いと思います。
      ハートムーンさんのおっしゃられる通り、「運転停止」だけでは何も解決しません。というより原発については、使用済み核燃料がある限り、私たちは共存して行くしかないと思っています。原発を発電して電気を使ったのは、日本に住む私たちなのですから。危険な使用済み核燃料と要らないからと行って、お金で、他国に押し付けるのは非常に恥ずかしいです。
      地震大国日本が、使用済み核燃料と共存していく上で、より安全な保管方法を、一部の政治家と電力会社だけでなく、国全体で話し合っていくべきだと思います。
      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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