2012年を迎えて

皆さんはどんな新年を迎えましたか?
私は家族とともに静かな新年を迎えました。
福島第一原発では年末年始も作業員の方たちが、高線量の中で働かれているのでしょうか? 作業員の皆さんの健康状態はどうだろうか、また、福島をはじめとする被災地では、今なお厳しい生活が続いているのではないか、と心配です。

福島第一原発事故はまだ収束していない
2011年12月16日に野田首相が、事故収束に向けた道筋のステップ2が完了したことを宣言されました。*1 政府が作成した「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 当面の取組のロードマップ」を見ても分かる通り、ステップ2の完了は事故収束ではありません。*2 このロードマップによると、収束まで3年はかかるそうです。3年後に、福島第一原発周辺地域が、事故以前の状態に戻るのか、大変疑問です。そして事故収束とはどういうことを意味するのか、私にはよくわかりません。いくら除染作業をしても、福島第一原発から放出された放射性物質が、この世から消えてなくなることは、決してないのですから。

多くの人たちとの出会い
STOP!浜岡原発は、福島第一原発事故後に、私と夫が二人で始めた活動です。
この活動を始めてからこれまで、多くの方たちのご協力を得て、この活動をこれまで実施することができました。
WEBクリエーターを紹介して下さった「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」の事務局の方、一度も会ったことがないのに電話の話だけで、HPとブログの制作を快諾してくれたWEBクリエーターの方、HPに掲載する文章を校正してくれた友人、英文を添削してくれた友人の友人、HPとブログのヘッダーとバナーの絵を描いてくれた画家の増山麗奈さん、原発や放射能について教えて下さった長年脱・反原発活動をされてきた方たち、一緒に講演会やイベントを実施した地元の方たち、一緒に地元地自体・国に申し入れに行った主婦・お母さんたち、福島をはじめとする被災地の方たち、全国の脱・反原発活動をされている方たち、イベントでブース出展を手伝ってくれた友人、HPとブログを通して知り合い一緒に活動をした方たち、議員、行政職員、電力会社の方たち、そして、STOP!浜岡原発の電子署名をして下さった皆さま…多くの方たちと繋がり、ご協力を得て、STOP!浜岡原発は活動を続けることができました。心から感謝いたします。

脱原発活動は日本社会を知ること
2011年3月15日に脱原発活動を始めてから電子署名をはじめ、国、地方自治、電力会社への申入れ、田中優氏の講演会、広河隆一氏の写真展、原発ポスター写真展などを実施してきました。
脱原発活動は日本社会を知ることでもあり、日本が男性優位の社会であることに、改めて気付かされました。戦後、経済発展を第一目標とし、男性が日本の社会を牽引することで経済発展を遂げることができたのだと思います。これまで日本の経済を支えて来て下さった、男性の皆さまに対し、「お疲れさま」と感謝の気持ちで一杯です。

若い人たち、女性たちの政治への参加、まず選挙に行きましょう!
しかし、福島第一原発事故をきっかけに、経済から命を優先に考える社会に変わらざる得ない状況になったのではないでしょうか? 若い人たち、女性たちがもっと政治に参加することで、命を優先に考えた上で経済発展を求める、より柔軟な社会に変革することができると思います。その社会を実現する手段の一つは、エネルギー政策について地元議員に聞き、政策の内容で投票し政治家を選ぶことだと思います。

世代を超えて
私は、2011年3月15日まで原発について、深く考えたことなどなく、原発について何の知識もありませんでした。脱原発活動をするにあたり、長年、脱・反原発活動をされてきた方たちから、多くのことを教えていただき、また助言をいただきました。私が出会った方たちはどなたも、「力が足りなかった、子どもたち、福島の人たちに申し訳ない」と福島第一原発事故に対してとても心を痛め、その一方、これまで全く脱原発活動をしてこなかった私のような人たちが、脱原発活動をすることをとても喜んで下さいました。多くの方が、半生かけて原発の危険性を訴えてきました。中には、90歳の方もいらっしゃいます。

放射能汚染と向き合う
現在、放射能汚染により、特に小さな子どもを持つお母さん、お父さんたちは、不安を抱えています。福島第一原発事故後、国、電力会社、大手報道機関から正しい情報が本当に国民に伝えられているのか、という不安が、放射能汚染への不安を増長しているように思われます。
除染をしても、放射性物質は違う場所に移動するだけであって、この世から消えてなくなることはありません。また核種により生物に影響がなくなるまで、気の遠くなるような年数がかかります。そのため、除染、被災地のがれき処理については、誰もが納得する有効な対策は立てるのはとても難しいと思います。
しかし、放射能汚染問題と向き合い、若い世代のお母さん、お父さんたちの気持ちに寄り添いながら、どうすれば子どもたちを放射能から守れるのか、これから考えて行きたいと思います。

HPとブログを通して
約8千人近い方がSTOP!浜岡原発の電子署名をして下さり、STOP!浜岡原発の電子署名は、10カ所に届けることができました。また、ブログには、毎日1,000〜1,500人の方が訪問して下さっています。小さなグループのSTOP!浜岡原発にとって、こんなに多くの方が、電子署名をして下さり、ブログを見て下さるとは、想像していませんでした。
ブログへのコメントや、脱原発関連のイベントにブース出展をした時など、「ブログを読んでますよ」と声をかけて下さる方もいらっしゃいます。皆さまがブログを見て下さっていることは、とても嬉しく、脱原発活動の励みになっています。本当にありがとうございます。

原発のない安心して暮らせる社会を目指して
STOP!浜岡原発は小さなグループで、できることも限られています。しかし、一人の力は小さくても、皆さまをはじめ、多くの方たちと繋がることで、原発のない子どもたちが安心して暮らせる社会を作ることができると信じています。

日本の全ての原発が廃炉になったとしても、使用済み核燃料はこの世から消えてなくなることは決してありません。こうした現実と予想される東海地震に向き合い、またエネルギー問題を考え、少しでもより安全に暮らせるよう、微力ですが、できることをしていきたいと思っています。

2012年が皆さまにとって良い年になるよう、心よりお祈り申し上げます。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

STOP!浜岡原発 戸倉由紀枝

*1:首相官邸ホームページ、野田総理の演説・記者会見等、野田内閣総理大臣記者会見、平成23年12月16日
*2:経済産業省ホームページ、平成 23 年 7 月 19日 原子力災害対策本部 政府・東京電力統合対策室、東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 当面の取組のロードマップ(改訂版) 

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2010年の浜岡原発の発電量は中電の全発受電電力量の10.8%

静岡❤管理人 の紹介

市民の皆さん、行政、政治家、電力会社、企業と一緒に協力し、電気の無駄使いに気を付けて、知恵を出し合って、安心して暮らせる静岡、日本、地球にしていきたいです。 将来を担う子どもたちを放射能から守り、美しい静岡、日本を残していきたいです。 平和的に原発を使わない安心して暮らせる社会を目指し活動します❤ よろしくお願いします。 STOP!浜岡原発  ❤日本語  www.stophamaokanuclearpp.com ❤英語  www.stophamaokanuclearpp.com/en ❤連絡先 E-mail: stophamaokanuclearpp@gmail.com
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