飯舘村、酪農家の叫び3.11からの記録、長谷川健一さん講演会

2012年1月22日に、袋井市(静岡県)で福島県飯舘村の酪農家・長谷川健一さんの講演会が開催されました。この講演会の前には、主催者である「浜岡原発を考える袋井の会」の結成総会が行われました。
結成総会には、原田英之袋井市長がご挨拶をされ、「今は原発について議論し考える時期である」とお話されました。

長谷川健一さんは、飯舘村で酪農を営み、50頭の乳牛を飼育していました。までい(福島の方言で大切に、丁寧にという意味)な村づくりで、飯舘村は日本一美しい村に認定されていました。福島第一原発から飯舘村まで、一番近いところで30キロ、長谷川さんの家までは40キロの距離がありました。

福島第一原発事故により、バラバラになった家族、家畜… 飯舘村の人たちの生活全てを奪ってしまったのです。

事故直後、村の担当者は放射線量が高いことを知っていたにも関わらず、村人に伝えようとせず、計画的避難区域に指定される前日まで、国と県が派遣した放射能の専門家が村を訪れ「飯舘村は安全です」と話していたそうです。

「ごめんね、ごめんね」と泣きながら、屠殺のためトラックに載せられた牛に謝る酪農家の女性。
10年前に酪農をするために飯舘村に移住し、原発事故により牛も購入した土地も手放さなくてはならなかった男性。
「原発さえなければ」と書き残し、自ら命を絶った相馬市の酪農家の友人。
長谷川さんの全ての言葉が、重く私の心に響きました。

飯舘村は、国の除染特別地域に指定され、除染作業が行われています。
飯舘村の75%は山林で、山林については里山以外、除染作業は行われません。また放射性物質は浮遊するため、長谷川さんは除染作業をしても、完全に放射性物質が飯舘村から除去できるとは考えていません。また、除染作業が終了しても、健康被害を心配し、子どもや若い人たちには、飯舘村に戻ることは勧めていません。

福島で被ばくをした子どもや若い人たちが今後差別をされるのではないか、そして福島第一原発事故が風化されるのではないかと、長谷川さんは心配されています。

福島の人たち、そして原発事故を二度と起こさないために、何ができるのか考えて行きたいと思います。

当日、IWJ SHIZUOKAのボランティアの方がネット中継をして下さっていました。


冒頭部分は音声が聴こえませんが、18分以降はちゃんと聴こえます。

会場では脱原発ポスターが展示され、またSTOP!浜岡原発のグッズを販売させていただきました。
長谷川健一さん、IWJ SHIZUOKA浜岡原発を考える袋井の会の皆さま、ありがとうございました。

asahi.com 「原発さえなければ…」酪農家の男性自殺か 福島・相馬2011年6月14日
内閣府原子力委員会、除染の推進に向けた今後の展開平成24年1月環境省
 IWJ INDEPENDENT WEB JOURNAL
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2010年の浜岡原発の発電量は中電の全発受電電力量の10.8%

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カテゴリー: 原子力災害, 原発の安全と危険, 放射能、放射線、放射性物質, 東日本大震災・東京電力福島第一原発, 自然環境   パーマリンク

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