河野太郎衆議院議員にSTOP!浜岡原発の『「脱・卒原発」企業&政治家を応援します』ページでご紹介させていただくことをお願いしたところ、ご快諾いただきメールでメッセージをいただきました。
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福島第一原発の事故を受け、原発の新規立地はやめるべきでしょう。
2050年までには全ての原発を廃炉にして、自然エネルギーで日本のエネルギーをまかなえるように国民みんなで努力をすべきだと思います。
衆議院議員 河野太郎
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河野太郎衆議院議員、本当にありがとうございます♥
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私も浜岡原発は停止していただきたいのですが、浜岡原発停止を考えるうえで、たいへん気がかりなことがあります。南アルプスを貫いて東京~大阪を1時間で結ぼうというリニア中央新幹線の建設計画です。東京~名古屋間が2027年に開業する予定になってます。
リニアを走らせるためには原子炉数基分の電力が必要だということで、これを確保するためには浜岡原発の存在は不可欠だといいます。
(例えばこちらhttp://www.midoriyamanashi.com/3.27declaration.pdf)
確かに、浜岡原発を停止・廃炉にしたうえで、新たにリニアを走らせるために火力発電所を設けるとすれば数千億円もかかってしまい、中部電力が実行するとは思えません。かといって今後20年程度では、風力発電を用いて安定的に大量・安価な電力確保ができるとも思えません。ですからリニアが完成してしまうと、浜岡原発の停止は半永久的に不可能になってしまうと思います。
したがって、浜岡原発の停止を訴えるためには、リニア建設に「待った」をかけなければならないと思います。
なお、4/21に国交省が大臣に提出する答申案を発表し、5/5必着で国民の意見を募集しています。http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/tetsudo01_sg_000115.html
リニア計画は電力問題だけでなく、自然破壊、需要予測の妥当性、高速運転ゆえの事故への危険性など難題が数多くあるのに、何も検証されないまま建設が認可されようとしています。どうか、こちらの問題にも目を向けてください。
kabochadaisuki様
ご訪問、コメントありがとうございます。
>リニア計画は電力問題だけでなく、自然破壊、需要予測の妥当性、
>高速運転ゆえの事故への危険性など難題が数多くあるのに、…
>…こちらの問題にも目を向けてください。
本当にいろんな問題があります。教えて下さりありがとうございます。勉強になります。
kabochadaisuki様自身が問題提起をして下さることで、私を含め周囲の人たちの意識も変わっていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
コメントを見ていただき、また、掲載していただき、本当にありがとうございます。このリニア計画ですが、ものすごく巨大な規模であるのに、なぜかこそこそとした議論の進め方をしています。
リニア計画がある限り、浜岡原発の停止はありえません!
逆にリニア計画の中止・大幅な内容の変更をさせれば、浜岡原発の停止はぐっと近づくはずです!
なにぶん、意見提出の締め切りが5月5日とせまっております。できるだけ多くの方々に意見を提出していただきたいと思っております。
浜岡原発が停止になりながら、中央新幹線の建設許可のニュースが流れました。しかし、その中には、電源の話を一言も触れていません。路線やトンネルを作ってから、ごり押しで、原発を増設する手法はやめてほしい。同じように、安全を軽視したおかげで、福島の原発事故になったのだから、同じ方法論で、政治的にリニアを建設するのはやめてもらいたい。また、民間企業の政策のために、原発の増設は勘弁してください。中央新幹線はバイパスとして必要だとの考えは、今回、東北新幹線が1ヶ月で復旧できたわけだし、飛行機や北陸新幹線がバイパスになるので十分だ。原発政策で自民党が失敗した反省を生かし、これまでの概念をリセットして、リニア=原発増設を中止して下さい。子供達が安全して暮らせる日本を守るためにも・・・。政治家の皆さん・・・しっかりしてください。以上のことは、誰でも気がつく話しです。
JR倒壊様
ご訪問、コメントありがとうございます。
>政治家の皆さん・・・しっかりしてください。
>以上のことは、誰でも気がつく話しです。
イヤイヤ、もしかして気が付いていないのかもしれませんよ。政治家をしっかりさせるのも市民の仕事です!
お恥ずかしい話ですが、私が浜岡原発の危険性を認識したのは、今年の3月15日です。
ぜひ地域の議員さんに電話をかけてJR倒壊様のご意見をお伝え下さいませ。
このブログで紹介するのは、浜岡原発のことを中心になりますが、今は、個人的に浜岡原発以外のことでも、おかしいなと思うことがあれば、議員さん、行政、政治政党、企業に電話をして意見を伝えてますよ。おかしいなと思ったら、市民が声を出すことが重要なのだと思います。これからもよろしくお願いします。
HR倒壊様
私もリニア計画については、大変大きな疑問を抱いておりまして、ブログにつづっております。
先日5/5に締め切られたパブリックコメントでは、意見総数888のうち7割もが反対・計画見直しを訴えるものでした。また、単に慎重意見が増しただけでなく、推進する声自体が大きく減っています。
しかし小委員会は完全に黙殺する形で5/12に答申を出してしまいました。メディアも全く報じておらず、産経新聞などは歓迎色をあらわにしている有様です。おかしいですよね。
リニアの電力消費量については、一応最後に試算が出されており、名古屋開業時には27万kwとされていますが、説明・客観的審査は皆無です。なお、現在の山梨リニア実験線の電力は2007年の中越沖地震で火災を起こした柏崎刈羽原発から供給されています。そして審議会の委員長氏は浜岡原発の運転再開を前提にして2027年開業の計画を進める旨を示唆しておられます。
その他、電力以外にも南アなどの自然破壊・安全確保・地震対策についてもロクに審議されていません。こわい話です。
各政党のHPには意見受付コーナーが設けられています。あまり当てにはなりませんが、住所などの記入は不要ですので、思ったことを気軽に書き込むことができますよ。
福島原発の事故は、防災の備えが低過ぎた事が原因であって、原発を悪者にするだけでは問題は解決しない。仮に日本で原発を廃止しても、2050年の中国では400基の原発導入を予定している。原発管理が日本よりズサンと言われる中国で一旦事故が起きれば、ジェット気流に乗って、放射性物質が日本に降りかかってくる。原発の安全性向上が第一の課題だ。
一方、現在開発中の次世代原子力発電の「核融合発電所」は、今の核分裂型発電とは異なり、危険なプルトニウム、サマリウム、ストロンチウム、セシウム、放射性ヨウ素などは全く出ない。融合反応によっては、放射性三重水素が出るが、仮に人体に入ってもストロンチウムのように骨に蓄積したりはせずに2週間くらいで半分は体外に出る。5ヶ月で1000分の一になる。現在の分裂型原発に比べて格段に安全だ。
燃料になる重水素は海から取れるので、周りを海に囲まれている日本は、将来核燃料の輸出国に成れるかも知れない。
海には重水素が大量にあり、人類は数千年も使い続けられると言う。
太陽光発電は夜間発電できないので、日本の総発電量の2,3割の発電量を太陽光が占めてくると、夕方6時以降に太陽光発電の分穴が開き、それを埋め合わせるために、新たに火力発電所を建設しなければならなくなる。二重に負担が高くなってしまう。
次世代発電所が完成するまで、今の原発の安全性を十分に高めて使用することが適切だと思う。
「脱原発」派に、私は組しない。
説明不足の処の補足: トリチウム(三重水素)は、核融合反応の原料あるいは反応の途中に存在するのであって、最終的に放射性廃棄物として出るわけではない。
重水素だけを用いる核融合反応もあって、この場合はトリチウムは出ないが、反応条件がきびしく、技術的に時間がかかりそうだ。
融合炉から出る放射線を長く浴びた金属やコンクリートなどが、放射能を持つようになり、これらが低レベル放射性廃棄物となるが、今の分裂型原子炉から出る、プルトニウムやサマリウム、ストロンチウムなどに比べたら危険性はずっと小さい。
逆に言えば、プルトニウムやサマリウムなどは、放射能ばかりでなく毒性も極めて強い。
もし、テロリストが飛行機を墜落させても、隕石が直撃しても、核融合炉は現在の原発に比べれば、はるかに安全と言える。しかしながら、核融合炉の完成にはまだまだ時間がかかるし、建設も大掛かりになるので多額の費用も掛かるだろう。
確かに現在の原発は一旦事故を起こせば危険だ。ハイレベル放射性廃棄物の最終処理方法にも不安は残る。
福島原発事故の建物の下に溜まっている、溶融した核燃料に直接接した汚染水には、プルトニウムやサマリウムなどがかなりの濃度で含まれている可能性がある。
保安院などは、それが公になる事を嫌って、意図的に汚染水の検査をしない節もある。
当面の電源エネルギーを考えると、地熱発電は、硫化水素や二酸化硫黄などの有害ガスが出るし、場所も国立公園などに多く、立地条件の良い所は余り多くは残っていない。太陽光は前にも書いたとうり、大容量の「超伝導蓄電池」でも開発されない限り、夜間の電気に問題が残る。太陽熱発電は小型の家庭用発電機が容易に出来ないかもしれない。
これから増加が予想される天然ガス発電は有望なのだが、国際ガス価格が上がり出す可能性もある。というのは、アメリカのシェールガスやコールベッドメタン(炭層ガス)等のガス田は減退率が高い(ガス田の寿命が短い)うえに、近年ガス田掘削による地下水汚染がひどくて社会問題になりつつある。ガス田近くの井戸からくみ上げた水に、マッチを近づけると火がつくのをテレビで見た。掘削による化学薬品汚染でも健康被害者が増えており、アメリカの非在来型ガス田開発には、いつストップが掛かってもおかしくない。もしそうなれば当然天然ガス価格は上がりだす事になる。
福島原発の事故は、安全性の評価を低く見積もっていた事が原因だ。これは改めねばならない。
コストを掛けてでも安全性対策を高めて行けば、次世代原発が完成するまで、今の原発も電源エネルギーの選択肢の一つとして、残して置くのが良いのではないかと私は思う。
高橋健様
ご訪問、コメントありがとうございます。
たくさんコメントを書いてくださり、きっとお時間がかかったのではないでしょうか?
高橋様はいろいろお勉強をされているのですね、とても参考になりました。
100%確実な安全対策、そして完全無欠の技術はないのだろうと思っています。
それならば、命を一番に考えた、無理しない身の丈にあった暮らしをしていけばよいのではないでしょうか?
安全な土地がなければ経済活動はできないのです。
命を一番に考え、微力ですが、いろんな方と繋がって、原発に頼らない安心して暮らせる社会を作って行きたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
戸倉さん、私のつたない文を載せていただいて、有難うございます。
福島原発事故の深刻さを目の当たりにすれば、浜岡原発の近くに住んでおられる戸倉さんの心情は私の想像を超えるものと思われます。
でも、私としましては、この問題は一般論として扱わして頂きたいと思います。
今日、九州の玄海原発に関する公聴会の様なものがあったようだが、私もぜひ質問したかった。
私なら、「この玄海原発は、マグニチュード幾らまでの直下型地震なら安全ですか、地震の揺れは何ガルまで持ちこたえられますか」と聞きたかった。
A counsel of perfection と言う言葉がある。「完璧だが、実行不可能なアドバイス」と言った意味である。原発に求める安全性とは、どこまでが妥当なのだろうか。
例えば車。日本でも毎年5000~10000人が交通事故で死んでいる。全世界では毎年毎年、数十万人以上の人間が死んでいる。重傷者はそれ以上だろう。
どうして「モータリゼーション反対!」と言うデモが起きないのだろうか。正直、私は不思議に思っている。原発ではダメだが、交通事故では、人は死んでもしょうがない、と言う訳では無いだろう。車は、本当に絶対必要なのか。
私の子供の頃は、自家用車を持っている者は、少数派だった。私の両親も、車も運転免許も持たずに、生涯を終えた。子供の頃、よく真夏の太陽の下で汗を拭きながら、バスを待っていたものだった。移動は、バスか鉄道だけだった。旅行は、案外、車より楽しかった。
現在だって車を減らすことは出来る。例えば、個人の自家用車所有を出来るだけ減らして、バスとトラックを中心にし、最高速度も40キロ以上出ない車にすれば、死者は激減する。本当にその気になれば、社会はそれでもやって行ける。
原発と、車では比較できないと言う人も居るだろう。どうして比較できないのか。
①原発事故は一旦起きれば、取り返しの付かない環境破壊を起こす。交通事故とは比較にならない。
②電力は、安全に供給されて当たり前、と言う意識が今まで強かった。
③人は、車に個人的に便宜を受けており、自分にとって無くてはならない物に対して、非難の矛先は鈍る。
④交通事故で人が死ぬのはある程度仕方が無い、という意識が出来上がってしまっている。
などだろうか。死者数を考えれば、①はおかしい。やはり②と③だろうか。
浜岡原発に関しては、作った場所が悪すぎたと思う。大規模地震の巣の上のような所だ。
もし、浜岡原発を再開するのならば、「マグニチュード7.5~8.0の直下型地震(相当する揺れはガル800~1100位だろうか、私には正確には判らないが)」に対しても安全なように、改めて補強工事をすべきだとと思う。津波にも18メートル位の壊れない防波堤も必要だ。ちなみに、130キロ沖で起きた、マグニチュード9.0の東日本大震災に何とか持ちこたえた女川原発の想定耐震ガルは、451で設計されていた。
7.5~8.0に対処できていれば、もう少し大きいのが来ても最悪の事態は避けられると思う。
もし、マグニチュード7.5の直下型地震にも耐えられないのであれば、巨大地震の予想される場所柄を考えれば、現実的に言って、浜岡原発は、廃炉になっても致し方ないだろう。
PS:①浜岡原発とリニア新幹線とは、本質的に別問題だと思います。電源不足のときは、どこかに新しく安全な発電所を作ればいいでしょう。妥当と思える安全性を持っていれば、原発も選択肢の一つに入ってしかるべきだと私は思います。ドイツの行動は、私はかなり疑問に思っています。
②私はお茶が大好きです。静岡産の今年の新茶や、福島の果物も心配しないで、私は食べてます。あの程度の放射線数値なら問題ないと思っています。それより、中国の食材の方がずっと不安です。
数年前、中国から輸入した薬の基材が原因で、パナマで400人以上死にました。
中国の会社が、グリセリン99.5%以上と偽って販売したのですが、実は有毒な工業用ジ・エチレングリコールでした。パナマが抗議した所、中国政府は、検査しないで使ったパナマが悪いと言い張りました。この時から私は、中国製食材、鍋、釜、皿、箸に至るまで、中国製食材・食器具を可能な限り、使わないようにしています。
高橋さま
長~いコメントありがとうございます。STOP!浜岡原発のためにお時間をさいて下さったのですね。
>福島原発事故の深刻さを目の当たりにすれば、浜岡原発の近くに住んでおられる
>戸倉さんの心情は私の想像を超えるものと思われます。
高橋さまは他者の気持のわかるやさしい方だと想像します。素晴らしいですね!
原発に限らず、火力、水力、風力、また分野は違いますが、車、電車…この世にあるものは、メリットとデメリットがあります。
いろんな意見があり個人が違った考えを持って良いと思います。みんなで理解しようとすることが大切ですよね!
私がSTOP!浜岡原発を通して伝えたいのは、「100%確実な安全はない、原発は事故を起こした場合、他の発電システムに比べその被害規模が比較できないほど大きい」ということです。そして、「原発事故が起きた場合、土地、命、仕事、人々の生活を奪い、そして人間、動物など全ての生命の遺伝子を傷つけこれから生まれてくる子どもたちにも影響を与える可能性がある」ということです。
高橋様の言うとおりいろんなことを考える必要があります。高橋様のコメントはとても勉強になります。ありがとうございます。
ドイツ、イタリアなどのヨーロッパの事情については、をご一読いただければSTOP!浜岡原発が課題も書いていることを、高橋様なら理解していただけると思います。http://stophamaokanuclearpp.com/blog/?p=2612
高橋様のような中国、ヨーロッパについて見識が深いグローバルな考えの方は、STOP!浜岡原発のような小さなグループ経由ではなくご自身で発信され、いろんな方と意見を交換されるともっと素晴らしいと思いますよ。
これからもどうぞよろしくお願いします。