除染作業で放射性物質は除染できるのか?

東日本大震災後、自衛隊は、人命救助、遺体収容、物資輸送、給水支援、給食支援、入浴支援など、さまざまな人道支援活動を行いました。*1
また、福島第一原発事故では、事故収束のための活動、そして12月7日から9日まで毎日約900人の自衛隊員たちが、楢葉町、富岡町、浪江町、飯舘村の役場の除染を行いました。*234 防衛省によると、除染作業に従事されたのは10〜50代の自衛隊員です。
自衛隊の支援活動に心から感謝と敬意を表します。同時に、高線量地域での除染作業なので、作業にあたられた隊員に健康被害がないことを願うばかりです。

環境省は、2012年12月に国が行う除染地域、そして2012年1月に「除染ロードマップ」を公表し、現在、委託された民間業者が除染作業を行っています。*567 

自衛隊員たちが除染作業した富岡町、楢葉町、浪江町は警戒区域、飯舘村は計画的避難区域に指定されており、放射線量が高く、また、森林が多い地域です。*8

アスファルトやコンクリートの建物の除染作業は、できるかもしれませが、森林は、汚染された樹木を伐採し土表を除去されない限り、完全な除染は不可能です。広大な森林の除染活動は非現実的であり、現在、除染対象地域にはなっていません。*67

多くの自衛隊員が除染した地域は、雨や風により森林に降り積もった放射性物質で、再び汚染されてしまう可能性があります。

除染をしても、放射性物質がこの世から消えてなくなることはありません。違う場所に移動させるだけです。
また、除去された土などの汚染廃棄物の保管場所は、まだ完全には決まっていません。*9

完全に除染をすることができないのであれば、これ以上被ばくする人を増やさないためにも、福島第一原発周辺地域については、除染作業について考え直す必要があるのではないでしょうか?
除染作業費用は、私たちの税金です。
福島の人たちが本当の意味で安全で安心して暮らせる生活のために、税金を使ってほしいです

*1:防衛省・自衛隊HP、東日本大震災への対応
*2:防衛省・自衛隊HP、原子力災害派遣による活動
*3:防衛省・自衛隊HP、東北方面隊、福島県役場除染活動
*4:環境省HP、平成23年12月22日自衛隊による役場の除染の結果について(お知らせ)
*5:環境省HP、平成23年12月19日 放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染廃棄物対策地域、除染特別地域及び汚染状況重点調査地域の指定について(お知らせ)
*6:環境省HP、平成24年1月26日「除染特別地域における除染の方針(除染ロードマップ)」の公表について
*7:独立行政法人日本原子力研究開発機構HP、警戒区域、計画的避難区域等における 除染モデル実証事業、平成24年1月23日(独)日本原子力研究開発機構 福島技術本部
*8:福島県HP、 警戒区域・計画的避難区域
*9:環境省HP、原子力発電所事故による放射性物質対策、廃棄物関係ガイドライン

asahi.com 自衛隊、原発20キロ圏内除染へ 業者の拠点設営 2011年11月17日
農林水産省HP、森林の除染の適切な方法等の公表について、平成23年9月30日 原子力災害対策本部
YOMIURI ONLINE中間貯蔵施設、保管期間の法制化を検討…細野氏 2012年2月17日

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カテゴリー: 原子力災害, 原発の安全と危険, 放射能、放射線、放射性物質, 東日本大震災・東京電力福島第一原発   パーマリンク

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