袋井市(静岡県)の市民団体主催の映画「カリーナの林檎〜チェルノブイリの森〜」上映会に行ってきました。
上映後には、この映画のエンディング・テーマを歌うRose in Many Colorsの(写真左下)ミニライブもありました。
上映前にロビーで、今関あきよし監督(写真右上)にこの映画についてお話をお聞きすることができました。
「この映画は、2003年のチェルノブイリ事故が風化しつつあった頃、ベルラーシで撮影しました。医学的なことではなく、原発事故のせいで家族が分断し、その狭間に子どもたちがいることを、伝えたかったのです。最低な状況であっても必ず光と希望があります。今の日本の希望は、大人が目覚め原発を止めることです」
この映画は、ベルラーシに住む女の子カリーナの物語です。カリーナの家族は、チェルノブイリ事故が起きるまで、原発のある隣の村でおばあちゃん、お父さん、お母さんと一緒に住んでいました。事故後、カリーナのお母さんは病気になり入院し、カリーナも病に侵されます。
とても悲しい物語で、結末も厳しい現実を予感させます。この映画の光と希望とは、映画の内容ではなく、今関監督とスタッフの皆さん、そして、この上映会を主催した袋井市のお父さん、お母さんたちなのだと、観終えてからわかりました。
「子どもたちの未来を作るのは、私たち大人です。問題から逃げるのではなく、向き合わなければいけない」
上映会の最後に挨拶をされた、主催団体「放射能と子どもの未来を考える会〜袋井〜」の鈴木さんの言葉です。
「カリーナの林檎」は、ぜひ多くの人に観てほしい映画です。また、エンディングテーマを歌うRose in Many Colors officialの音楽は、癒しと前を向いて歩く力を与えてくれます。
「放射能と子どもの未来を考える会〜袋井〜」の皆さん、今関監督、Rose in Many Colorsのお二人、ありがとうございました❤
❤上映会場となった月見の里学遊会館内にある「オカン食堂」は素敵なカフェです。
おいし〜いケーキとカフェオレをいただきました。
映画「カリーナの林檎〜チェルノブイリの森〜」オフィシャルサイト(厚生労働省社会保障審議会推薦)
Rose in Many Colors official web site
放射能と子どもの未来を考える会〜袋井〜
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