WFP(世界食料計画)からの手紙、被災地の魚を途上国へ提供する日本の援助

6月末に、日本政府とWFP(国連世界食料計画)が学校給食として被災地の魚の缶詰を、途上国(カンボジア、スリランカ、ガーナ、コンゴ共和国、セネガル)の子どもたちに提供することに対し、WFPに反対を求め、申入書(日本語英語)を送りました。
この申入書に対し、事務局長アーサリン・カズン氏の署名入りでWFPからお返事をいただくことができました。ご回答を下さったことに心から感謝いたします。ありがとうございました。

WFPからの手紙には、以下のことが書かれていました。
①魚の缶詰は、まず日本政府が検査を行い日本の安全基準を満たしている
②WFPはフランスで検査を行い、EUの安全基準を満たしている
③カンポジアには、2012年3月に魚の缶詰が届いている

これらの情報では、魚の缶詰に放射性物質が含まれていたかどうかなど、いくつか不明な点があります。そのため、WFPには以下のことを、質問しました。1、2、3、7、8、9については、外務省国際協力局開発協力総括課にも問い合わせをしています。

1.この魚の缶詰は、日本政府により検査が行われ、日本国内の安全基準に合格したとのことですが、2012年4月1日以降の新基準値でしょうか? それともそれ以前の、福島第一原発事故後の暫定基準値のことなのでしょうか?
福島第一原発事故後の放射性セシウム暫定規制値
魚:500ベクレル/KG
新基準値
一般食品:100ベクレル/KG
2.日本政府はいつ検査を行ったのか教えて下さい。
3.日本政府が行った検査機関を教えて下さい。
4.WFPはフランスにおいて独自に検査をし、EUの安全基準値に合格したとのことですが、EUの安全基準値を教えて下さい。
(500ベクレル/KGと理解していますが、正しいですか?)
5.フランスでの検査はいつ行われたか教えて下さい。
6.フランスの検査機関名を教えて下さい。
7.日本の検査とWFPの検査結果について、基準値以下という回答ではなく、1キロ辺りのセシウムの数値を教えて下さい。検査機関の数値が記載されている検査証明書を開示していただければ、幸いです。
8.検査した核種についても教えて下さい(検査はセシウムだけなのか、それとも他の核種も検査したのかどうか)。
9.WFPから援助受け入れ国に対して、放射性物質の数値を含め検査結果を伝えているのでしょうか?

WFPと外務省から回答が届きましたら、STOP!浜岡原発のブログでご報告いたします。

厚生労働省HP、平成23年度全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会) 説明資料、平成24年1月20日(金) 厚生労働省医薬食品局食品安全部(p3)
内閣府食品安全委員HP、放射性物質を含む食品による健康影響に関する≪基礎用語の解説≫Q&AP、4 また、リスク管理措置(食品の規制値の設定)に関する参考として、コーデックス 委員会(※3)とEU(※4)の基準は以下のとおりです。(p11、12) 
カンボジア英字新聞「プノンペンポスト」WFP to feed schoolchildren Fukushima fish
★拡散希望★私たちの税金で途上国の子どもたちを内部被ばくさせないで!
私たちの税金で放射能を海外に拡散しないで!(2011.11.4外務省への申入れ)

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2 Responses to WFP(世界食料計画)からの手紙、被災地の魚を途上国へ提供する日本の援助

  1. ふにゃこ のコメント:

    地道な活動をありがとうございます!
    いろいろと食品の測定結果や、内部被曝のことに関わっていると、100Bq/kgって、とんでもない数値なのだということが体感的に分かるようになってきますね・・・これが基準で、基準以下だから援助に、というのは、だからこそやはり傲慢だと思います。売られている魚でも、二桁出ることはちらほらありますが、検出されれば、それはもう売らないだろうと思うのです。自由主義経済はどこまで人の心を破壊してしまったことか、と悲しくなりますね・・・(><)

    • 静岡❤とくら のコメント:

      ふにゃこさん、毎日暑いですが、お元気でお過ごしですか? コメントありがとうございます。
      >自由主義経済はどこまで人の心を破壊してしまったことか、と悲しくなりますね・・・(><)
      同感です。
      外務省に問い合わせたところ、援助物資である魚の缶詰の放射線量は、「検出限界値を1kgあたり10ベクレルと設定して検査した結果、放射線量は不検出(N.D.)」だったようです。検査証明書のコピーを送っていただいているので、来週ブログで公開する予定です。
      この魚の缶詰の、放射線量は10ベクレル以下かもしれないし、もしかしたら0かもしれません。いろんな考えがあると思いますが、安全な食品かどうかという以前の話で、国内外で売れないものを貧しい国に援助という名で押し付けることに、私は不快感を感じ、この援助の中止を求めています。「食べること」で福島の復興支援をしたい人はすれば良いと思います。実際に私もしています(今年は、福島の信頼できる放射線量を計測され公開されている農家の方からお米を買いました)。しかし、断ることのできない貧しい国の、それも子どもたちに押し付けるなんてもっての他です。

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