昨年(2012年)、福島県の知人の女性から一冊の本とお手紙が届きました。
ぜひ読んで下さいと、「いま子どもがあぶない福島原発事故から子どもを守る「集団疎開裁判」(編:ふくしま集団疎開裁判の会)」を送って下さったのです。
本とお手紙を送って下さった福島の方は、最近お孫さんが誕生されました。ご本人の許可を得て、いただいたお手紙を紹介します。
10月に孫が誕生し、その小さな命を抱っこして、
本当に大丈夫なの?
こんな小さな命がここで息をしても大丈夫なの?
そんなことを思いながら、不安は増長していきます。
日々、不安に思いつつも、自分たちは大人だし、
でも今その封印して来た不安が爆発しそうになります。
娘もきっと不安でしょう。
お互いに言葉にはしません。
娘の見ていない所で、室内の放射線量を測ります。
今日の居間は0.17マイクロシーベルト
娘と子どもだけでも県外でと思ったりもしますが…
娘の夫の仕事は地元に根ざした仕事です。
なんともなんとも決めるのは娘たちです。
毎時0.17マイクロシーベルトは、年間約1.5ミリシーベルトです。原発事故以前の日本の法律で定められた被ばく限度線量は年間1ミリシーベルトです。この0.17マイクロシーベルトが、果たして将来人間にどういう影響を及ぼすのか、私にはわかりません。一つ確実に言えるのは、福島に住み続ける限り、この女性のようにいつも不安を抱えながら生活しなければならないということです。
福島の人たちはどうしたら安心して暮らすことができるのでしょうか?
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2010年の浜岡原発の発電量は中電の全発受電電力量の10.8%