9月28日と29日に女性のための防災・減災リーダー養成講座(主催:御前崎災害支援ネットワーク)に参加した時、避難所運営ゲーム(HUG)の演習がありました。
避難所運営ゲームHUGは、H(Hinanzyo避難所) 、U(Unei運営) 、G(Gameゲーム)の頭文字を取ったもので英語で「抱きしめる(Hug)」を意味します。避難所運営ゲームは、静岡県が開発しました。このゲームの目的は、避難所の運営をゲーム感覚で、複数の人たちで話し合いながら考えるていくことです。
参加者は、避難所の運営者という設定です。
避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の学校の体育館や教室に見立てた平面図に、どれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験していきます。
「妻がうつ病」「父親が認知症」「視覚障がい者と盲導犬」「旅行人のアメリカ人団体ツアー客」など避難者の事情は様々です。カードには避難者だけでなく、「報道機関が取材に来る」「明日2:00に毛布が200枚届く」など出来事について書かれたカードもあります。
カードに記載されている内容を元に、「明日3:00から受付で毛布を配布します」「明日「求む!英語を話せる人」など、避難者へのお知らせを書いて、避難所の掲示板に見立てたホワイトボードに貼っていきます。空いている教室を「授乳室」「子どものプレイルーム」などにしたり、避難者にとって少しでも良い環境になるようにも考えていきます。
ゲーム感覚で楽しみながらできますが、「ペットの場所、ペットのトイレはどうしたらいいのだろうか」など、いろんなことを考えさせられます。
静岡県は、この避難所運営ゲームを県内の市町に配布しており、市民に無料で貸出をしているそうです。ゲームのやり方と司会の話す内容が書かれたCDが付いているので避難所運営ゲームHUGをやったことがない人でも安心してできます。
皆さんもお友だちや地域の人たちと避難所運営ゲームHUGをしてみて下さい。オススメです❤
御前崎災害支援ネットワーク
静岡県HP、避難所HUG
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