福島県に来ています。
昨日は郡山市へ行き、「福島のお母さん達の声」(DVD)の制作者の方たち(撮影・監督:森愛和尚、クリエーター:横須賀祐治)にお会いしました。
郡山市内で、お二方と一緒に線量計で放射線量を計測してみたところ、国の基準値よりも高い数値が出て驚きました。
今日は、郡山市からいわき市へ車で移動しました。
Jビレッジを前を通り、広野町へも行きました。制作者の横須賀さんが車で案内して下さったのです(ありがとうございました!)。
海岸沿いの多くの家が津波の被害に遭っています。
壊れた家、瓦礫の山、折れた電信柱、陸地まで打ち寄せられらコンクリートのテトラポット。
津波の威力を目の当たりにし、言葉がありませんでした。
海岸沿いに幼稚園がありました。「避難して子どもたちは皆、無事だった」と聞き、私はホッとしました。
瓦礫の撤去作業、道路の修復工事が行われていました。少しずつですが、着実に復興していることがわかりました。
海岸沿いの漁業組合の建物があり、漁師の方のものだと思われる旗がありました。福島の海は、福島第一原発から排出された放射性物質が含まれた水で汚染されていないだろうか?漁師の方たちは再び漁をすることができるのだろうかと、心配です。
福島第一原発事故が一日も早く収束すること、そして福島、東北の復興を心からお祈りします。
❤1.福島の子どもたちを守る緊急署名のお願い
❤2.福島の子どもたちの集団疎開の決定を求める署名のお願い
この署名はSTOP!浜岡原発ではなく他団体の呼びかけによるものです。
クリーンで安全な代替エネルギーの開発推進&浜岡原発廃炉を❤⇒ここをクリック!
脱原発のためには再生可能エネルギーの推進が必要不可欠です。
日本は世界第三位の火山国です。つまり地熱エネルギー資源国なのです。
地熱発電は風力発電や太陽光発電と違い、気象状況や昼夜を問わず24時間に渡り安定した電力の発電が可能です。
【施設稼働率】
風力発電 約20%
太陽光発電 約12%
地熱発電 約70%
風力と太陽光が電力の安定供給が難しいばかりでなく電圧の問題があるのに対して地熱発電はそのような問題がありません。
もちろん地熱発電は他の再生可能エネルギーと同様にCO2をほとんど排出しない上に、燃料費がかかりません。しかし現在は、あの事業仕分けで地熱開発関連予算が大きくカットされ国から予算が出ていません。また国の立地などの規制が厳しく、容易に地熱発電所の建設が出来ないために、建設コストが余計にかかってしまう状況にあります。しかし国の規制が緩和されれば、kW/hあたりの発電コストが10円以下が十分に可能だと試算されています。また新技術の「高温岩体発電」であれば温泉鉱脈を必要としない為、温泉地との競合も無く、立地の可能性も拡大します。
建設に時間がかかると言われますが、原発も同様に建設に時間がかかります。「もんじゅ」に至っては1985年に着工しているのに未だに発電できていません。
問題は地熱発電に対する間違った「風評」がたくさん流れていることです。
技術総合誌『OHM』7月号で地熱発電の特集が掲載されています。よろしければ読んでみて下さい。
福島と津波 # に 地熱発電を勝手に応援団様
ご訪問、コメントありがとうございます。地熱についての説明とても勉強になります。
STOP!浜岡原発のメンバーの中でも、日本には地熱発電が合っているので開発を進めたほうた良いという意見が多いです。来週は、 地熱発電を利用した住まいづくりを提案しているジオパワーシステムの本社に見学にいきます。
技術総合誌『OHM』の7月号のご紹介ありがとうございます。ぜひ読んでみます。
http://www.ohmsha.co.jp/ohm/
また何か情報がありましたらコメント下さいませ。
これからもどうぞよろしくお願いします。