掛川市は、12月から給食の食材の放射線量の計測をします。また、浜岡原発の事故で放射性物質が飛散した場合に備え、市全域の40歳未満の約5万3千人分の安定ヨウ素剤を年明けに購入し備蓄する予定です。
9月15日に掛川市のお母さんたちと一緒に、『給食の食材』と『原発震災時のヨウ素剤の配布方法』について市に申し入れに行き、給食の件については9月30日には教育委員会の学務課にもお願いをしに行きました。
この申入れとは別に、他の市民の方からも掛川市に、給食の食材やヨウ素剤の備蓄について心配する問合せの電話などが寄せられたそうです。こうした市民からの声を受けて、松井三郎掛川市長が、放射線量測定とヨウ素剤を購入することを決めて下さいました。
市民の命と健康のことを第一に考えて下さっている、私たち掛川市民は、松井市長、掛川市に守られていると、心から感じることができます❤
11月17日は、申入れに行ったお母さんたちと一緒に、市教育委員会学務課と掛川市企画調査課にお礼を伝えに行きました。
市教育委員会の職員の方から、給食の食材の放射線量測定について、以下のことを教えていただきました(まだ確定ではなくあくまでも予定であり、計測方法については正式に決まり次第掛川市のHPで公表されます。詳細は掛川市のHPまたは掛川市に直接ご確認下さい)。
(1)ロシア製の計測機で20ベクレルまで計測可能
(2)「牛乳」と「その他の食材」別けて計測する予定
(3)掛川市内には給食センターが12あり、その内の一つの同市光陽の給食文化苑「こうようの丘」に、放射線量測定機を設置し計測する予定
(4)12の給食センターの食材は、12の給食センター毎に1週間分まとめて計測する(食前ではなく食後の検査)、時間の関係もあり調理前の検査は非常に難しい。
(5)計測値は、国の暫定基準値以下でも公表する予定
(6)風評被害のことなど考慮し産地は公表しない予定
(7)光陽給食センターで調理する食材については、調理前の計測も検討中
お礼を伝えた後、「学校が休みの期間に母親たちを対象に見学をさせてほしい」「食材の産地の公開」「調理前の検査」について検討して下さるよう、お母さんたちから市教育委員会にお願いしました。
掛川市企画調査課では、松井市長へのお礼状を渡しました。また、放射性物質が含まれているがれきの受け入れを望まないこと、9月15日に申入れでお願いした「コンクリート屋内退避が出された場合の避難場所」「避難方法」「ヨウ素剤の事前配布」(お礼と要望を伝えた11月17日の一週間後の11月23日に、ヨウ素剤備蓄について発表されました)についてご検討して下さるようお願いもしました。
松井市長、市教育委員会、掛川市役所の皆さん、ありがとうございます❤
掛川市HP「学校給食等の放射能濃度測定結果について」 掛川市からの回答は⇒こちら
松井三郎掛川市長宛のお礼状兼要望書は⇒こちら
市教育委員会宛にのお礼状は⇒こちら
掛川市HPは⇒こちら
掛川市HP、2011/12/06学校給食の放射能濃度測定を実施
@SHIZUOKA静岡新聞 給食の放射線量を測定 掛川、独自に12月から(2011/10/26)
毎日新聞 掛川市が給食放射能検査12月から県内初 市議会全協で説明(2011年10月25日)
中日新聞朝刊 安定ヨウ素剤市追加備蓄へ(2011年11月23日)
静岡新聞朝刊 掛川市もヨウ素剤備蓄へ(2011年11月23日)
静岡新聞朝刊 給食の放射線量検査 結果はHPで公表掛川市(2011年12月6日)
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2010年の浜岡原発の発電量は中電の全発受電電力量の10%
掛川市の給食を一週間分をミンチして測定方法だ1000Bq\kgとゆう基準値の10倍の食材が使用されても、検出される事は有りません
計算して下さい。つまり掛川市の測定方法で検出する事は数千ベクレルの超汚染食材が使用されても検出すらされ無く 検査自体全く意味の無い検査です 横須賀市でも同じ検査方法ですが、測定器の感度が一桁以上高感度のタイプです
掛川市の測定器のの感度だと 食材毎測定しない限り 給食の安全は担保されません
大野様
ご訪問、コメントありがとうございます。大野様のご意見は、要望書を一緒に届けた掛川市の主婦・お母さんたちにもお伝えします。
また大野様のご意見はぜひ掛川市の教育委員会に直接お伝えしてみてはいかがでしょうか(もしすでにされていたらごめんなさい)。
放射能の問題は、とても難しく誰もが納得いく解決方法を見出すことは難しいと思います。しかし、いろんな方のいろんな意見が行政に届くことで、少しでも子どもたちにとって安全で安心できる環境を作れるのではないかと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。